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いつまで「採用予算」なんて概念に振り回されるの?採用は投資ですよ

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 「今年使える採用予算がもうないから」という理由で採用活動をストップしている企業は以外と多いです。が、ちょっと待ってください。採用って予算をとってその範囲内で絶対にやらないといけないものなのでしょうか?

 

 採用にかかる費用ばかり計算して、採用できた後の利益を考えていない

採用は一番身近な投資です。人を採用して、給与を支払う代わりにそれ以上の利益を得ることが期待できます。なのに、採用するときの費用をコストとしか考えない企業は少なくありません。確かに、1名採用するにも人件費だけでなく、求人広告費などの採用費などもかかってくるので、目先で考えるとコストととらえがちです。

 

しかし、その1名が採用できたら企業にはどれだけの利益がもたらされるのでしょうか。不確定要素はありますが、採用ターゲットが明確であればあるほど、その活躍ぶりが想像しやすく、そこから得られる利益も計算しやすいものです。もちろん短期的には利益が出ないかもしれませんが、即戦力が採用できれば比較的すぐに採用費分は取り返してくれるでしょう。

 

今採用活動するべきかどうか。その見極めができていない

採用のタイミングを検討するにあたって、2つの観点があります。1つは企業が採用したいかどうか。そしてもう1つは、採用市場的に採用しやすいかどうかです。前者はどの企業も慎重にタイミングを見極めて募集をしていることでしょう。しかし、後者はあまり検討されていないのが実状です。

 

その理由としては、正しい情報をもとによりよい採用のタイミングを検討することができないからです。そもそも人事担当者だけではこういった専門知識を収集することが難しく、そのノウハウを人材会社に求めますが、そこの営業は「今がオススメですよ!」としか言いません。すぐに仕事の依頼が欲しいからです。もちろん的確に市場を分析し、採用時期をコンサルしてくれる営業もいますが、その絶対数は全体の1割くらいしかいないでしょうね。

 

まとめ

採用は間違いなく投資です。「あのお客様は今年の採用予算がもうないので、求人広告はもう利用しないそうです」と提案を受け入れてもらえなかった理由を語る営業がよくいますが、これは筋違いです。「今回の採用予算はどれくらいで考えていますか?」とちんぷんかんぷんな質問をしてくる営業がいたら、その営業とは付き合わないほうがよいでしょう。

 

むしろ、「これだけ稼げる人材を採用するのだから、これくらいの金額で採用することは全く問題ないでしょう」と、投資の観点で提案を入れてくる営業がいれば、その話にはしっかりと耳を傾けるべきです。彼はきっと採用がなんたるかを理解しているはずですから。