なぜこれほどまでノースリーブニットに心を乱されるのか
綺麗だった桜も見頃を終えました。少しさみしい気持ちになりますが、落ち込む必要はありません。
なぜなら、ノースリーブニットが見られる季節になるから。
私はノースリーブニットが大好きです。でも、なぜ?と聞かれてもちゃんと答えることができませんでした。質問されることも話題を振らない限りはないので、明確な回答を用意する必要なんてこれっぽっちもないのですが、なんとなく言語化しておきたくなったので、書きます。
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基本的な魅力として「身体のラインがキレイに出る」ことが挙げられます。
しかし、それならTシャツでもワンピースでも同じような特性を持つ服は他にあります。大事なのは「素材感」なのです。
身体のラインをどうこう言うのは、触りたいからですよね。きっとそうですよね。でも実際に触ったとき、Tシャツやワンピースであればどうしても布感がぬぐえません。
しかし、ニットは肌に近い素材(そう勝手に思っています)。まるで素肌をそのまま撫でるように、身体のラインに沿ってニットを撫でることができるでしょう。実際にできなかったとしても、頭の中でその感触を想像できるだけでも十分魅力的です。
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次に「思考を混乱させるGAP」が挙げられます。
例えば、ノースリーブニットの上にカーディガンを羽織っている女性がいたとしましょう。見えているのはニット部分だけであり、モノによってはタートルネックになっているノースリーブニットもあるため、「あぁ、この人はタートルニットを着ているんだ」と脳が勝手にイメージします。
しかし女性がカーディガンを脱ぎ、ノースリーブだったことが露呈すると、人間の脳は一気に混乱状態に陥ります。「あれ?あるはずの袖がない!」「見えないはずの二の腕が見えてる!いいのかな?」といった塩梅です。
想像を良い方向へ裏切られた。普段見えないけど見たい部分が露出した。カーディガンを脱ぐという行為だけでも魅力的だったのにそれ以上のサプライズがあった。混乱しつつも脳はこういったインセンティブを存分に享受した後、徐々に落ち着きを取り戻すにつれて前述した素肌感などを楽しむようになります。
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あと、忘れてはいけない魅力があります。それが「脇チラリズム」。
チラリズムといえば、古来男性を狂わせてきた永遠のテーマです。しかしその大半はパンチラや胸チラが占めておりますが、それに負けずとも劣らない魅力を持つのが脇チラです。
この脇チラが見られるのは、ノースリーブニットしかないと言っても過言ではありません。キャミソールや水着はそもそも脇モロですし、Tシャツなどではハードルが高い。長袖などはノーチャンスです。
人間、モロに見えるものよりも足りない部分を頭で補うことで快感を得ることができる生物です。脇の先に広がる世界を想像することで、これ以上ない幸せを感じることができます。
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書き切れないほどの魅力が溢れるノースリーブニット。手軽に見たいのであれば、Googleで「泉 里香 ノースリーブニット」と検索してみてください。幸せ溢れる時間になることをお約束します。