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【肘内障】もうすぐ2歳の息子の肘が外れた?夜間救急で慌てて対応した話

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先日、もうすぐ2歳になる息子の肘が外れました。

正しくは“外れた”のではなく、「肘内障」という肘関節の骨と骨をつないでいる輪状の靭帯から骨がはずれたり、ずれたりした状態とのこと。

しかも日曜日の夜間にそうなったものだから、空いてる病院も当然ないし、初めての経験でアタフタ…

もし同じ状況になった方の助けになればと、状況と対策を書いておきます。

どんな時に外れてしまったか

外で夕食を食べ、コインパーキングに停めていた車へ戻ろうと横断歩道を渡っていた時でした。子どもが眠たさからか急に不機嫌になり、横断歩道のど真ん中で座り込んで泣き出してしまったのです。

信号が変わりかけていたこともあり、慌ててつないでいた手を強く引っ張ったところ、子どもが半ば宙ぶらりんに。

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※これの片腕バージョンみたいな感じね。

その後も車に戻るまでずっと泣き続けていましたが、「きっと眠いんだな」という程度でした。

車に乗ってからも泣き止まず「様子がおかしい」と疑うと…


いつもは車に乗るとすぐに眠る息子が、いつまでたっても泣き止みません。徐々に不安になってきて、どこかおかしいところがないか色々チェックしたところ、右腕がずっとダランとしたままです。大好きなタオルを目の前にぶら下げても、頑なに右腕だけは動かしません。

「もしかして脱臼したかも…」

ここで初めて異変に気づきました。もっと早く気付いてあげればよかった…

あせって近くの夜間救急へ飛び込むも…


すぐにネットで調べて、近くで夜間救急の受付をしている病院へ飛び込みました。

しかし、最初に飛び込んだところでは整形の先生が不在でNG。次のところも同様でしたが、そこで「♯8000に電話して状況を説明し、受け入れ可能な病院を聞いてください」とアドバイスをいただきました。

http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html

その通り対応して、最寄りの受け入れ可能な病院を確認。すぐさま向かい、治療自体はものの5分で終了。すぐに右腕を動かせるようになりました。

治療費は保険が効いて500円程度でした。加入している生命保険によっては保険金が下りることもあるようです。

肘内障対策(夜間)まとめ


■腕を強く引っ張ったりしたあとで、子どもの様子がおかしければ肘内障を疑ってみる(目の前に好きなものを見せて、腕を動かすかどうかチェックするなど)
■腕を動かさないようであれば「♯8000」に電話をして状況を説明。受け入れ可能な最寄の夜間救急を案内してもらう
■治療自体はすぐに終わるので、とにもかくにもできるだけ早く病院へ
■治療費は500円程度。保険適応もあるかも

今回肘が外れてから治療するまでかれこれ2時間以上かかってしまいました…

♯8000の小児救急でんわ相談の存在を知っていたら、もっとスムーズに子どもにも負担をかけずに治療することができたはず。

ちなみに、この症状になったらなるべく早く治療するべきとのこと。でなければ変な状態で肘が固まってしまう可能性もあるので~と看護師さんに念押しされました。

肘内障は5歳くらいまでの子どもに多く発症するもので、骨や靭帯が発達する7歳以降にはほとんど見られないようです。ただ、一度外れてしまうとクセになることもあるようなので、ぜひ注意してあげてください。

ネットで検索すると自分で直す方法なんかもヒットしますが、変に骨がハマってしまっては大変なので、ちゃんと病院で直してもらった方がいいです。大事な子どものためですからね。