「なりたい仕事1位は会社員」から考える、子どもの教育方法
こんな記事が目に留まりました。
日本の子供が就きたい仕事1位は「会社員」 - アジアは「先生」「医者」 | マイナビニュース
下記引用です。
アデコは6日、「アジアの子供が将来就きたい仕事」に関する調査結果を発表した。対象は日本の6歳~15歳の子供1,000名(各500名)。韓国、香港、台湾、シンガポール、タイ、ベトナムの7歳~14歳の子供各150~1,500名。期間は2015年11月~12月。
■日本の子供、1位は「会社員」に
アジア太平洋地域7カ国・地域において、子供の「将来就きたい仕事」を聞いた。結果、「先生」と「医者」がどちらも3カ国・地域で1位だった。(香港・台湾・シンガポールで「先生」、韓国・タイ・ベトナムで「医者」)。
日本の男女総合では、「会社員」が1位。次いで、2位「先生」、3位「医者」となった。
会社員って職種名だったっけ(笑)
でも、ぼく自身も幼稚園のときに将来なりたいものを卒業アルバムに書けって言われて、どうしても思いつかなくて悩みに悩んだあげく、
「まだきめていない」
と書き残していました。正直でよろしい。
そもそも、知らないと将来の夢にできない
性別ごとにランキングを分けると…
<男子>
1位 会社員
2位 サッカー選手
3位 公務員
4位 野球選手
5位 医者
<女子>
1位 パティシエ
2位 先生
3位 会社員
4位 医者
5位 公務員
どれも子どもが日ごろ接する人ばかり。
確かに、知らない仕事を将来の夢にはできないですね。
日本で働く人の約90%はサラリーマン
こんな資料を見つけました。
参考資料(PDF):
http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je11/pdf/p03012_1.pdf
ということは、ほとんどの家庭でパパ・ママがサラリーマン。
それを見て子どもが「ぼく(わたし)もああなりたい!」と思っているということですね。
こう書くと悪くない気がしてきましたが、ネガティブに捉えると「インプットされる選択肢(情報)が極端に狭い」とも言えます。
子どもに選択肢を持たせるためにも、小さい時からいろいろな経験を
「これやってみたい!」と情熱が持てるものをなるべく早い段階で見つけてあげられるように、いろんな場所にいって様々な体験をさせてあげることは、やっぱりとても重要だなと感じました。
広い選択肢の中から好きなものをチョイスできるほうがいいですからね。
キッザニアという施設がありますが、まずはこういう場所から始めてみて、そこから徐々に旅行を増やしたりいろんな場所にお出かけしたりしてあげたいですね。
キッザニア(KidZania)オフィシャルサイト|こども向けの職業体験型テーマパーク
少なくとも、毎週末イオンで済ましてしまうような親にはならないでおこう。