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9つのポイントを意識するだけ。キレイな文章が書ける「かんたん文章術」

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文章を手書きすることは減りましたが、PCやスマホでは毎日のように文字を“打って”います。

作成する文章量はもしかしたら昔以上なのかもしれません。

しかし、キレイな文章を書くための練習をしたことがある方は、実際そこまでいないでしょう。

「本を読んだり勉強してまでは嫌だけど、文章力は上げたい。」

そんな方に向けて、ちょっと気をつけるだけでキレイな文章が書けるようになるポイント「9選」をお伝えします。

目次

1.漢字とひらがなを統一する

いただき⇔頂き
ください⇔下さい
はじめて⇔初めて 
など⇔等

同じ文章内に漢字とひらがなが混在すると、文章に統一感が生まれません。

読み手を混乱させることにもつながりますので、必ず統一しましょう。

2.文末の終わり方が同じにならないように気をつける

ます・ます
です・です
〜だ・〜だ
しょう・しょう

文末の終わり方が同じだと、小学生が書く「今日は〜でした。とっても楽しい1日でした。」みたいな幼稚な文章になってしまいます。

文末の終わり方に変化をつけるだけで、文章にリズムがつき読みやすい文章へと変えることが可能です。

3.同じ言葉を繰り返さない

たくさん→多様な
少し→少量の
多くの→幅広い

「たくさんの人がいて、たくさんの職業があります」のような形で繰り返すと、“たくさん”が目立ってしょうがないですね。

「たくさんの人がいて、多様な職業があります」などに変えることで、文章に締まりが生まれます。

4.似た意味を持つ形容詞を繰り返さない

ブランド力が高い〜
ブランド力が強い〜

名詞に合わせて形容詞を似たもので繰り返してしまうと、文章がバラバラな印象を受けます。下手に繰り返さないようにしましょう。

5.敬語を混在して使わない

してもらう⇔していただき

同じ対象に対して、敬語を使うシーンとそうでないシーンが混在すると、統一感がなくなってしまいます。

6.約物の使い方を統一

約物とは、文字や数字以外の各種記号の総称です。

「、」読点や「・」中黒、「…」三点リーダーなどがそれにあたります。

文章全体で使い方が統一できているか、最後に必ずチェックしましょう。

7.格助詞の使い方

~の~の~の~
〜が〜が〜
〜を〜を

など「の」「を」「が」といった格助詞が連続してしまわないように注意しましょう。

声に出して読むと分かりますが、とっても読みづらいです。

8.単位を揃える

キロ・Kg
パーセント・%
西暦
元号

など、これらも全体で統一させましょう。読み手を大きく惑わす要因です。

9.センテンスが長くなりすぎないように

これは諸説ありますが、無理なく読める1行の文字数は、

・縦書きの場合は20~45文字程度
・横書きの場合は15~35文字程度

と言われています。

ダラダラ長く書いてしまうと、読み手が息継ぎをする場所がなくなってしまいます。ほどよく1文の量をコントロールして、リズム良く読めるようにしましょう。

まとめ

キレイな文章を書くための基本は、「統一する(混在させない)」「無意味に続けない」という2点です。

どれだけ魅力的な文章を書く人でも、必ず基本をおさえています。その上であえて崩したり、それぞれの工夫を凝らしたりすることで独自性を出していくのです。

いきなり小説家のような文章は書けません。まずはこの基本を理解した上で、自分なりの色を出していきましょう。