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残業を無くすための特効薬は「働く時間を制限する」こと

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「残業を減らそう!」という動きは今に始まったことではありませんね。

いきなり「水曜日はノー残業デーね!」とか社長が言い出して、「そんなん言うけど仕事まわんねーよ!」と社員が大批判する……仕事で数多くの企業様と接して、そんな茶番劇も何度か見てきました。

しかしそんな企業に反して、残業削減に成功した企業があるのも事実です。そこには1つの共通点がありました。

目次

残業削減に成功した企業は必ず「働く時間制限」を設けている

シンプルにこれだけです。

「水曜日だけノー残業デー」みたいな中途半端なことはしません。「毎日20時まで」等明確な設定をして、それ以降は自由に残れないような環境作り(PCの電源が落ちる、オフィスの明かりを落とす、承認制にする等)をしてしまうのです。

ちょうどぴったりな事例記事がありました。

現場の反発があっても、売上が一時的に下がってもやり抜く

上記の仕組みを導入すると、必ず現場からは批判的な意見が上がってきます。

「今の仕事量は残業なしでは片付けられない!」
「仕事が回らず、お客様に迷惑がかかる!」

それらしい理由を挙げてこられるので、経営陣も頭を抱えてしまうわけです。なので経営陣が覚悟を持って、誰になんと言われようがやりきる必要があります。

ただ、一方的に進めるとカドが立つので、残業制限を導入する片側で、現場の生産性向上をフォローできるような仕組み(システムの導入、ガジェットの導入など)も並行して進めましょう。社員にだけ変革を求めるのは不公平ですからねw

「働く時間を制限すると生産性が上がる」という副作用も

「いついつまでにこれを終えなければマズイ」という感覚が強くなればなるほど、人は工夫をするようになります。

その好例が「時短で働くママさん」です。

ぼくの会社にも育休から復帰したママさんが多く活躍しています。しかも、10時〜16時という時短勤務に関わらず、フルタイムで働いている社員よりも成果を出しているのです。それも特別な人だけではありません。ほぼ全員がそうなんです。

彼女たちは17時ごろには子どもを迎えに行かなければなりません。だからこそ何としてでもそこまでに仕事が終わるように業務を設計します。自分で仕事の仕方を工夫したり、人にうまく協力を求めたり。

これを毎日緊張感を持って繰り返しているわけですから、何も考えずに「終わらなければ夜まで残ってやるか〜」とのんきにタバコを吸っている人とは天と地ほどの差が出てくるのです。

仕事ができるようになりたければ、自分に時間的制限をかけよう

「どれだけ仕事が終わらなくて怒られたとしても、決めた時間には必ず帰る」ことを自分ルール化して、緊張感のある毎日を過ごすだけで必ずあなたの生産性は向上するはずです。

また、早く帰った分を他のことに使うことができます。そこで仕事に活かせるような勉強をすることで、さらに就業時間内でできることが増えていきます。

これを実行するにはかなり勇気が必要です。理解のない人からは、「あいつだけ早く帰りやがって」と陰口を叩かれることもあるでしょう。それを無視してやり遂げるだけの心があれば、確実に早いスピードで成長できるのです。

仕事が回らないかもしれないから決断できない?

大丈夫ですよ。人間、意外とやったらできるもんです。仕事がちょっと回らなくても死なないですしねw